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買掛金と支払管理

入金の管理はするのに、支払いの管理はしていない会社が多くあります。支払漏れは信用に直結し、二重払いは戻ってきません。仕組みは請求側と対称に作れます。

ひとり法人で起きやすいこと

締め日と支払日を1つに揃える

例:月末締め・翌月末払い
月末までに届いた請求書をその月の買掛金として計上
→ 翌月20日ごろに支払一覧を作成
→ 翌月末にまとめて振込

取引先ごとにバラバラの支払日にすると、月に何度も振込作業が発生し、そのたびに漏れる余地ができます。新規の取引で条件を決めるときに、自社の支払サイクルに寄せておくのが有効です。→ 取引基本契約書で決めること

受け取った請求書の置き場所を1つにする

メール添付・郵送・Web明細のダウンロードと、入り口が3つあるのが問題の元です。どこから来ても、最終的に置く場所を1か所に決めます。

支払前に3つだけ確認する

確認見るところ
①発注と合っているか金額・数量が見積や契約と一致しているか
②未払いかすでに支払済みの一覧と突き合わせる(二重払い防止)
③インボイスの要件を満たすか登録番号の記載があるか。ないなら仕入税額控除の扱いが変わる → 適格請求書の記載事項

③は消費税の課税事業者になってから効いてきます。免税事業者のうちは影響しません。→ 消費税の免税事業者2割特例

月次で残高を合わせる

買掛金の残高=「計上したが未払いのもの」の合計です。月末にこの合計と、未払いの請求書の束が一致するかを見ます。合わなければ、計上漏れか支払漏れのどちらかです。

会計ソフトの補助科目を取引先ごとに作っておくと、この照合が数分で終わります。→ 法人向け会計ソフトの選び方

支払いは資金繰り表に入れる

買掛金は来月出ていくことが確定しているお金です。入金予定だけを見ていると、月末に足りなくなります。→ 法人の預金管理と資金繰り表請求書と入金管理

支払いには納税も含まれます。納税は請求書が来ないぶん、資金繰り表に載せ忘れやすい項目です。→ 法人の納税方法

法人カードを使うなら

カード払いに寄せると、明細がそのまま支払記録になります。ただし引落し日と利用日がずれるため、計上と資金繰りは分けて考える必要があります。→ 法人カードの選び方

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6問で次にやることを出す

出典:本文中の制度は各個別記事の出典を参照。締め日・支払日の設計は法令ではなく実務上の運用です/最終確認日:2026年9月9日